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【鹿児島市】におけるソーラーパネルの廃棄費用について解説

  • 川畑 光生
  • 屋根修理・雨漏り修理

ソーラーパネルは太陽光発電を行うために設置されます。
発電効率の低下などを理由に、ソーラーパネルの廃棄を予定している方も多いのでは?
廃棄する際、廃棄費用が発生します。


ソーラーパネルの設置を行う際、廃棄費用のことも意識しなければなりません。
今回は鹿児島市におけるソーラーパネルの廃棄費用について取り上げます。

豊かな自然に恵まれた鹿児島市

豊かな自然に恵まれた鹿児島市

鹿児島市は豊かな自然に恵まれた場所です。
森林率は54.7%。
鹿児島県の県土のうち、64%が森林で占められています。


八重山自然遊歩道をはじめ、三重岳自然遊歩道や牟礼岡自然遊歩道など、自然を楽しめる遊歩道がいくつも存在します。

平均気温は18.6℃。
温暖な気候です。

ソーラーパネルは一体どのように廃棄するのか

ソーラーパネルは一体どのように廃棄するのか

人によっては、不要になったソーラーパネルは一体どのように扱われるか疑問に感じているのではないでしょうか?
まずは不要になったソーラーパネルの扱いについて取り上げます。

産業廃棄物として廃棄する

不要になったソーラーパネルは産業廃棄物として廃棄を進めていく必要があります。
ソーラーパネルには、鉛・カドミウム・セレンなどの有害物質が含まれています。
廃棄の方法が不適切だと、環境汚染などが発生する場合があるので注意が必要。
鉛などは人体にも影響を与えるため、業者にソーラーパネルの廃棄を依頼しましょう。

産業廃棄物とは

産業廃棄物は事業活動の中で発生した特定の廃棄物。
廃棄物処理法により、産業廃棄物が指定されています。
以下の廃棄物が産業廃棄物です。


  • 燃え殻
    廃酸
    廃油
    廃アルカリ
    廃プラスチック類
    汚泥
    金属くず
    ゴムくず
    ガラスくず・コンクリートおよび陶磁器くず
    瓦礫類
    煤塵
    鉱滓
    木くず
    紙くず
    繊維くず
    動植物性残渣
    動物系固形不要物
    動物の糞尿
    動物の死体
    政令第13号廃棄物

ソーラーパネルは廃プラスチック類・金属くず・・ガラスくず・コンクリートおよび陶磁器くずの混合物として扱われます。

政令第13号廃棄物は産業廃棄物を廃棄するために中間処理した物。
廃棄物処理法施行令第2条13号で一体どのような廃棄物が政令第13号廃棄物なのか定義されています。

ソーラーパネルなどを不法投棄すると

不要になったソーラーパネルを不法投棄してしまうと、廃棄物処理法に違反します。
違反した場合、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金または併科が科されます。
産業廃棄物の廃棄を行っている業者に依頼し、廃棄物処理法に違反しないことが重要。

鹿児島市におけるソーラーパネルの廃棄費用

鹿児島市におけるソーラーパネルの廃棄費用

鹿児島市におけるソーラーパネルの廃棄費用は、約15万~30万円です。
場合によっては30万円以上の廃棄費用がかかることも。
18kg以下の単結晶ソーラーパネルの場合、約1200円/枚かかります。
50kW以上の産業用ソーラーパネルの場合、約2万円/kWです。

不要になったソーラーパネルの廃棄費用の内訳

不要になったソーラーパネルの廃棄費用の内訳

不要になったソーラーパネルの廃棄費用の内訳は一体何か疑問に感じている方も多いのでは?
内訳は以下の通り。


  • 撤去費用
    運搬費用
    処分費用

ここでは、不要になったソーラーパネルの廃棄費用の内訳について解説します。
廃棄費用について詳しく知りたい方は一度参考にしてみてください。

撤去費用

撤去費用は不要になったソーラーパネルを屋根などから撤去する際に発生する費用です。
施工内容により、撤去費用が変わってきます。
主に以下のポイントが撤去費用にかかわります。


  • ソーラーパネルの枚数
    ソーラーパネルのサイズ
    ソーラーパネルの設置場所
    足場の数量

高所にソーラーパネルが設置されている場合、安全を確保するために足場を組まなければなりません。
地面にソーラーパネルが設置されていると、撤去費用を抑えることができます。

運搬費用

運搬費用は不要になったソーラーパネルを処分場・リサイクル施設まで運ぶ際に発生する費用です。
輸送する方法をはじめ、ソーラーパネルの重量・現場から処分場までの距離によって変わってきます。

処分費用

処分費用は不要になったソーラーパネルを処分するための費用。
ソーラーパネルの種類をはじめ、枚数・処分する方法・材質などによって変わります。

ソーラーパネルの廃棄費用の積み立てが義務付けられている

ソーラーパネルの廃棄費用の積み立てが義務付けられている

2022年7月から廃棄用積立制度により、ソーラーパネルの廃棄費用の積み立てが義務付けられています。
10kW以上の太陽光発電が廃棄用積立制度の対象です。
積立額は認定年度・FIT調達価格・解体等積立基準額によって異なります。

不要になったソーラーパネルをリサイクルできる

不要になったソーラーパネルをリサイクルできる

ソーラーパネルをリサイクルすることにより、資源を活用できます。
主に以下のものがリサイクルされます。


  • ガラス
    アルミフレーム
    EVAシート
    セル
    ジャンクションボックス

まとめ

【鹿児島市】におけるソーラーパネルの廃棄費用について解説のまとめ

鹿児島市でソーラーパネルを廃棄した場合、約15万~30万円の廃棄費用が発生します。
廃棄するソーラーパネルの枚数などにより、廃棄費用が変わってきます。
廃棄費用の積み立てが義務付けられているため、ソーラーパネルの設置をこれから行う際は注意しましょう。


川畑瓦工業は屋根修理などの依頼を受け付けているリフォーム会社。
ソーラーパネルの廃棄などに関する悩みがある方は、弊社まで一度ご相談ください。

川畑 光生
PROFILE

この記事を書いたスタッフ

すべてはお客様の「ありがとう」のために。
初代が掲げた「伝統を守り、暮らしを守る」という信念を受け継ぎ、鹿児島の皆様の暮らしをお守りしています。
住まいのことは、誇り高き職人集団 川畑瓦工業へお任せください。