
細部までひと工夫を凝らした職人の腕が光るこだわりの施工

細部までひと工夫を凝らした職人の腕が光るこだわりの施工
「雨漏り解消と家全体のメンテナンスをしてほしいです。」とのご要望でした。
ブラウンの屋根と外壁にしたことでシンプルでありながら洗練された深みと温かさを感じさせる仕上がりに。
住まいの状態に合わせた商材選びや職人の腕が光る施工で、まるで新築のような美しさだけでなく、安心してお過ごしいただける住まいになりました。
お客様からのご要望
築30年がたち、雨漏りがしているだけでなく家全体の劣化が気になっていました。
天窓やドーマーなど特殊な屋根の形状をしているため、適切な施工でリフォームしていただきたいです。
川畑瓦工業からのご提案
雨漏り解消と家全体のメンテナンスをご依頼いただきました。
住まいの状態を確認したところ住まい全体が長年の紫外線・雨風などによる影響でひどく劣化していたため、屋根の葺き替えを含めたまるごとリフォームをご提案させていただきました。
住まいの状態に合わせて高耐久で安心な商材を選び、天窓やドーマーなどの特殊な形状部分は職人の腕が光る施工をしたことで、まるで新築のような美しさだけでなく、安心してお過ごしいただける住まいになりました。
地域 | 垂水市田神 |
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施工箇所 | 屋根・外壁・軒天・破風・雨樋・雨戸・出窓・ベランダ・波板 |
施工内容 |
屋根葺き替え 外壁塗装 付帯部塗装 ベランダ塗装 雨樋交換 波板交換 |
築年数 | 築30年 |
工期 | 約2か月 |
施工費用 | 780万円(税込) |
敷地面積 | 280.02㎡(78.79坪) |
使用商材・建材 |
【屋根材】 ケイミュー/ルーガ鉄平 色:ストーンブラウン 【外壁】 ジャパンカーボライン/ムキコートプライマー(下塗り)・ムキコートトップ(上塗り) 色:K17‐40D |
施工前
施工前のお写真です。
築30年のお住まいは長年の紫外線・雨風などによる影響でひどく劣化し、雨漏りも発生していました。
屋根は屋根材の浮きやカケがあるだけでなく、屋根全体の防水性がなくなりコケが発生し変色しています。外壁には触ると指に白い粉が付着するチョーキング現象が発生していました。
施工中
屋根葺き替え(既存屋根材・雨樋撤去~桟木設置)
まずはスレート材とルーフィング・役物の撤去を行います。かなり劣化していたためスレート材はボロボロと崩れるように剥がれました。今回は雨樋の交換も行うため、雨樋も撤去しました。
下地の状態を確認・補修を行ったら隙間なくルーフィングを敷設し、瓦を引っかけて固定するための桟木を設置します。
屋根葺き替え(屋根材葺き)
新しい屋根材を下から順に葺いていきます。天窓部分は屋根寸法と天窓寸法に合わせて職人が板金を加工し取り付け、その上から屋根材を葺きます。
雨水が浸入しやすい天窓まわりもルーフィングと板金を立ち上げて施工することでしっかりと防水性を確保でき、雨仕舞いも完璧です。
屋根葺き替え(ドーマー施工・~仕上げ)
小さな屋根付き窓のドーマー部分も天窓同様に寸法に合わせて板金を加工し取り付け、その上から屋根材を葺きます。特殊な形状の箇所も川畑瓦工業なら職人が手仕事で加工するので柔軟に対応できます。
最後に棟板金を固定し、ケラバの雨仕舞には専用のケラバ瓦を取り付け、屋根葺き替え完了です。
コーキング打ち替え
コーキング打ち替えは、外壁材のつなぎ目や外壁とサッシの隙間などの動きの多い目地に防水性や気密性などを確保するために行います。
コーキング打ち替えを行うことによって、建物の隙間からの雨水の浸入を防ぎ、目地の動きに合わせて伸び縮みをするため、建物を漏水などから守ることができます。
外壁塗装
下塗りを塗布後、中塗り・上塗りと塗り重ね、3回塗りを行います。3回塗りをすることで塗料の機能を最大限発揮することができ、雨や紫外線に耐えられる丈夫な塗膜に仕上がります。
上塗りに使用したスーパームキコートは無機と有機のハイブリッド塗料で、無機塗料の耐候性と有機塗料の弾力性、それぞれの長所を兼ね備えているため、長期間にわたり住まいの美観を維持します。
付帯部塗装(軒天・破風)
外壁のカラーにあわせて軒天と破風もブラウンに塗装していきます。
破風は風雨による圧力や雨水の浸入から住まいを守り、軒天は雨水の吹き込みや太陽光を遮ることで外壁の劣化を防ぐ役割があるため、定期的なメンテナンスで耐久性を維持することが大切です。
付帯部塗装(雨戸・出窓)
雨戸や出窓などの鉄部はケレンで下地を調整してから錆止めを塗布、塗料を重ねます。
付帯部も屋根や外壁と同様に紫外線や雨・風などで日々劣化していきます。外壁屋根塗装とあわせて職人が丁寧に付帯部塗装も行うことで住まいの寿命を延ばすことに繋がります。
ベランダ塗装
ケレンで下地調整を行った後、元々の防水処理に油分が残っていると新しい防水層が下地と密着しないので脱脂を行います。プライマーを塗布してから塗料を塗り重ねて防水層を形成していきます。ジョイント部分はクロスを張り付けることでより防水性を高めます。
下地調整をして塗りムラなく丁寧に仕上げることで、耐水性・耐久性を高めることができます。
雨樋・波板交換
すべての工程が完了したら、最後に雨樋と波板を新しいものに交換します。
ポリカーボネート製の波板は耐衝撃性や耐紫外線に優れているため劣化しづらく、台風などの際にものが飛んできても安心です。
雨樋は、降灰や台風による大雨など鹿児島特有の自然環境にあわせて排水量の多い角型に交換しました。