
軽量瓦に葺き替えて台風にも地震にも強い住まいに

軽量瓦に葺き替えて台風にも地震にも強い住まいに
「雨漏りを解消して災害に強い屋根にしてほしいです。」とのご要望でした。
職人による雨漏りの原因調査と最適で丁寧な補修によって雨漏りは無事解消。
建物にかかる負担を軽減させる軽量瓦で葺き替え、台風の影響を受けやすい箇所も専用のビスで固定したことで、自然災害にも強い安心して暮らせる住まいになりました。
お客様からのご要望
雨漏りがしてきて困っていました。
台風や地震があったときに今の屋根では不安なので、災害に強くなるようなリフォームを提案していただきたいです。
川畑瓦工業からのご提案
雨漏りの発生を機に屋根リフォームをご依頼いただきました。
いまの屋根瓦では台風や地震の際に、倒壊や瓦が飛散してしまう恐れがあったので、陶器瓦の約1/2以下の軽さで建物にかかる負担を軽減させる軽量瓦「ルーガ鉄平」での葺き替えをご提案させていただきました。
雨漏りしていた箇所は下地から職人が丁寧に補修し、台風の影響を受けやすい棟部やケラバ部の役物も専用のビスでしっかりと固定したことで、自然災害にも強い安心して暮らせる住まいになりました。
地域 | 鹿屋市串良町 |
---|---|
施工箇所 | 屋根 |
施工内容 | 屋根葺き替え(軽量瓦ルーガ葺き替え) |
工期 | 約10日間 |
施工費用 | 325万円(税込) |
敷地面積 | 155.61㎡(47.15坪) |
使用商材・建材 |
【屋根材】 ケイミュー/ルーガ鉄平 色:ストーンブラック |
施工前
施工前のお写真です。
雨漏りがして困っているとご相談いただき調査を行ったところ、築年数が経過した瓦屋根は瓦だけでなく防水シートも劣化が進み、野地板にまで雨水が浸透して雨漏りが発生していました。
施工中
足場組立
安全かつ安定した作業スペースを確保し、作業の安全性を確保するためにまずは足場を組み立てます。
その後、工事中に発生する粉塵などを建物の周囲に飛散させないように、メッシュシートを足場の周りに張ります。
屋根葺き替え(既存瓦撤去~桟木設置)
まずは既存瓦やルーフィング・桟木・役物などの撤去を行います。野地板を確認したところ雨水が染み込み腐食している箇所を発見、こちらから雨漏りが発生していました。
傷んでいる箇所を職人の手でひとつひとつ補修したら、隙間なくルーフィングを敷設し、瓦を引っかけて固定するための桟木を縦方向と横方向に交差するように設置します。
屋根葺き替え(役物取り付け~屋根材葺き)
屋根の形状にあわせて職人が板金を加工し、谷板金と軒先水切り板金を施工します。
板金の施工ができたら新しい屋根材を下から順に葺いていきます。軽量瓦であるルーガは陶器瓦の約1/2以下の軽さのため、地震の際に建物にかかる力を小さくできます。
屋根葺き替え(棟板金設置~仕上げ)
棟部分に棟板金の下地となる貫板を設置し上から棟板金を固定、ケラバの雨仕舞には専用のケラバ瓦を取り付けます。
職人が屋根と同質の役物板金を現地の屋根形状に合わせ、加工・取り付けを行うことで細部まで意匠性の高い仕上がりになります。