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雨漏り

最近、体が成長期の瓦屋社長です。 いつの間にか3kgの増。

 

っと、気を取り直して・・・、(取り直すな!反省しろっ!)

瓦屋としましては、この梅雨時期、

「雨漏りで困っている。」という沢山のお電話を頂きます。

現在弊社も、私と営業で毎日調査に追われております。

今日は、吹上げに雨漏り調査ですが・・・。

たまには、お仕事の話でもしましょう。。。

 

雨漏りがあると私は可能な限り、天井裏へ入らせて頂いております。

雨が漏っている時に天井に入って見ると、ほぼ100%原因がわかります。

天井の中はこうなっています。

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左は、瓦がずれていて、下地の平木(ひらぎ)に雨がしみている様子。

右は、屋根の壁部分からの雨漏りの様子。

外から見ただけでは、いくら屋根のプロでもなかなか原因を

突き止められないことがあります。

 

いくつかの雨漏りの原因をご紹介しましょう。

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これは、見た通り、瓦のズレによる雨漏りです。

瓦のズレの原因は、瓦が古くて、瓦が下にずれないようにしている桟木が、

腐ったり、釘がさびて切れたりして下がるのが多いです。

 

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これは、瓦の割れです。

見た目でわかるので、いちばん簡単に直せます。

 

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これは、鹿児島特有の雨漏りとも言えるでしょう。

桜島の火山灰による雨漏りです。

瓦の下に入り込んだ火山灰が、雨を吸い込んで、下地を腐らせたり、

室内に雨漏りさせたりします。

普通の雨では漏らなくても、梅雨時期の長雨や、台風時の強風雨などで

漏ったりします。

 

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これは、トップライト(あかりとり)付近からの雨漏りです。

新築時は漏らなくても、年数が経つとトップライト周りは

雨漏りが多くなります。

写真は、トップライトの横、カットした瓦の下にあった硬質スポンジを、

スズメが突っついて穴を開けて起こった雨漏りです。

穴を開けて入った先には、スズメの巣がありました。

 

このトップライトは、屋根面に穴を開けて取り付けるので、

入念な取り付け打ち合わせと、確実な施工が要求されます。

できればつけない方がいいかと思いますが・・・。

 

この様に、雨漏りには様々な原因があります。

それを探して直していくのが私たちの仕事です。

雨漏りが止まって、「ありがとうございました。」を聞くと

嬉しいですねー。

中には、長いことそのままにしていて、雨漏りがどんどんひどくなり、

修理費がかなり掛かった。ということもあります。

 

屋根も家を建てて終わりではありません。

1年に1回とは言いませんが、できれば、

3年に1回くらいは、屋根の点検をした方がいいと思います。

自分で登られるのは危険ですので、

弊社にお電話下されば伺います。。。 

 

 

 

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