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倉庫屋根の明かり採りを活かして雨漏り解消|8か所をバンポーライトの被せ屋根に

倉庫屋根の明かり採りを活かして雨漏り解消|8か所をバンポーライトの被せ屋根に

倉庫屋根の明かり採りを活かして雨漏り解消|8か所をバンポーライトの被せ屋根に

倉庫屋根の明かり採りを活かして雨漏り解消|8か所をバンポーライトの被せ屋根に

鹿児島市にあるT社様の倉庫で、屋根の明かり採りから雨漏りが続いているとのご相談をいただきました。現地調査を行うと、ガラスを守るプラスチックカバーの破損が原因と判明。これまでにも補修を重ねていましたが、根本的な解消には至っていませんでした。
そこで今回は、既存のガラスを活かしながら、8か所すべてに透明な「バンポーライト」の被せ屋根を設置。雨水の浸入を防ぎつつ、倉庫内に自然光が届くよう工夫しました。また、稼働中の倉庫での工事だったため、作業を分けて進めるなど、日々の業務への影響にも配慮しています。

CUSTOMER REQUEST

お客様からのご要望

ホームページからお問い合わせをいただいたのは、工具や資材の卸売を全国で手がけるT社様。鹿児島支店の倉庫で、屋根の明かり採り(天窓)から雨漏りが続いているというご相談でした。築35年ほどの鉄骨造の倉庫にある明かり採り8か所のうち、4か所で雨漏りが起きていました。これまでにも何度か補修された跡がありましたが、根本的な解消には至っていなかったとのことでした。

とにかく雨漏りを解消したい。そして、そこで働く社員の皆さんが、これまでと変わらない環境で安心して仕事を続けたいとのご要望をお持ちでした。

PROPOSAL

川畑瓦工業からのご提案

屋根に上がって確認すると、ガラスを守るプラスチックカバーの破損が雨漏りの原因でした。割れた部分から雨水が入り込み、内側に溜まることで、雨が止んだ後もしばらく水が滴り続ける状態でした。

雨漏りを防ぐだけなら、明かり採りを板金でふさぐ方法もあります。しかし、それでは倉庫内に自然光が入らなくなってしまいます。そこで今回は、既存のガラスを活かしながら雨漏りを解消できるよう、透明な屋根材「バンポーライト」を使った被せ屋根をご提案しました。

施工では、まず既存のプラスチックカバーを撤去し、ガラスを清掃して周囲をシーリング。その後、木枠と鉄骨で下地を補強し、バンポーライトを取り付けました。バンポーライトは、丈夫なFRP素材に耐候性の高いフィルムを施した屋根材です。屋根との接合部は板金で雨仕舞いを施し、棟には特注の換気棟を設置。雨水の浸入を防ぎながら、内部に熱がこもりにくい構造に仕上げています。

雨漏りが発生していたのは8か所のうち4か所でしたが、今後の安心も考え、今回は8か所すべてを改修しました。雨漏りの解消はもちろん、既存のガラスを活かすことで、倉庫内の明るさも保てるようにしています。

また、倉庫の稼働を続けながらの工事だったため、作業用の足場は必要最低限にとどめ、施工は1日2か所ずつ進めました。毎日、作業終了時には防水シートで養生し、夜間の雨にも備えるなど、日々の業務への影響をできるだけ抑えられるよう配慮しました。

地域 鹿児島市東開町
施工費用 税込210万円
工期 約10日間
築年数 約35年
施工時期 2026年4月
BEFORE

施工前

工具や資材の卸売を全国で手がけるT社様の鹿児島支店倉庫。築35年ほどの鉄骨造で、屋根に明かり採りが8か所並んでいます。

工具や資材の卸売を全国で手がけるT社様の鹿児島支店倉庫。築35年ほどの鉄骨造で、屋根に明かり採りが8か所並んでいます。

棟に沿って並ぶドーム型の明かり採り。8か所のうち4か所で、雨漏りが起きていました

棟に沿って並ぶドーム型の明かり採り。8か所のうち4か所で、雨漏りが起きていました

ガラスを守るプラスチックのカバーは、割れと変色が進んでいました。すき間から入った雨水が内側に溜まり、倉庫内への雨漏りにつながっていました。

ガラスを守るプラスチックのカバーは、割れと変色が進んでいました。すき間から入った雨水が内側に溜まり、倉庫内への雨漏りにつながっていました。

カバーにはテープで補修した跡が残っていました。何度か手を入れても、根本的な解消には至っていませんでした。

カバーにはテープで補修した跡が残っていました。何度か手を入れても、根本的な解消には至っていませんでした。

倉庫の中から見上げた明かり採り。ガラスが汚れ、本来入るはずの光が弱くなっていました。

倉庫の中から見上げた明かり採り。ガラスが汚れ、本来入るはずの光が弱くなっていました。

UNDER CONSTRUCTION

施工中

【施工完了までの手順・最低限の足場を組み、1日2か所ずつ施工します】

まずは職人が屋根へ行き来するための足場を設置します。作業に必要な最低限のステージにとどめました。

まずは職人が屋根へ行き来するための足場を設置します。作業に必要な最低限のステージにとどめました。

既存のプラスチックカバーを解体・撤去していきます。下から、明かり採りの網入りガラスが現れました。

既存のプラスチックカバーを解体・撤去していきます。下から、明かり採りの網入りガラスが現れました。

光がしっかり採りこまれるようガラスをきれいに清掃したうえで、ガラスまわりをシーリングして防水性を高めます。

光がしっかり採りこまれるようガラスをきれいに清掃したうえで、ガラスまわりをシーリングして防水性を高めます。

開口部に新しい木枠と鉄骨(赤い部材)を取り付け、下地を補強していきます。被せ屋根をしっかり支えるための土台です。

開口部に新しい木枠と鉄骨(赤い部材)を取り付け、下地を補強していきます。被せ屋根をしっかり支えるための土台です。

枠まわりには、雨が染み込まないようルーフィングで防水します。

枠まわりには、雨が染み込まないようルーフィングで防水します。

その日の作業終了時には、夜間の雨に備えて防水シートで養生してから現場を離れます。
作業は1日2か所ずつ、丁寧に進めました。

その日の作業終了時には、夜間の雨に備えて防水シートで養生してから現場を離れます。
作業は1日2か所ずつ、丁寧に進めました。

【施工完了までの手順・透明の屋根材と換気棟の取付けで仕上げます】

開口部の枠まわりや屋根との取り合い部分に新しく板金を取り付けます。

開口部の枠まわりや屋根との取り合い部分に新しく板金を取り付けます。

丁寧に雨仕舞を施して、雨水が入り込まないようにしました。

丁寧に雨仕舞を施して、雨水が入り込まないようにしました。

棟には特注の換気棟を取り付けていきます。ふさいでしまうと熱がこもるため、熱を逃がす仕組みを設置しました。

棟には特注の換気棟を取り付けていきます。ふさいでしまうと熱がこもるため、熱を逃がす仕組みを設置しました。

透明の屋根材「バンポーライト」を被せていきます。板金で覆うと明かりが入らなくなるため、光を通す素材を選びました。

透明の屋根材「バンポーライト」を被せていきます。板金で覆うと明かりが入らなくなるため、光を通す素材を選びました。

「バンポーライト」をボルトで固定して、被せ屋根の形を整えました。雨を防ぎながら、明かりはしっかり採り込める仕様です。

「バンポーライト」をボルトで固定して、被せ屋根の形を整えました。雨を防ぎながら、明かりはしっかり採り込める仕様です。

AFTER

施工後

完成しました!

8か所の明かり採りが、新しい被せ屋根に生まれ変わりました。明かり採りを活かしたまま、雨漏りを解消しています。

8か所の明かり採りが、新しい被せ屋根に生まれ変わりました。明かり採りを活かしたまま、雨漏りを解消しています。

真上から見ると、下のガラスが透けて見えます。清掃したガラスを通して、倉庫の中へ光が入ります。

真上から見ると、下のガラスが透けて見えます。清掃したガラスを通して、倉庫の中へ光が入ります。

端部まで板金で納め、雨水から内部をしっかり守ります。

端部まで板金で納め、雨水から内部をしっかり守ります。

棟との取り合いも板金でしっかり覆いました。雨漏りの起きやすい継ぎ目まで、丁寧に仕上げました。

棟との取り合いも板金でしっかり覆いました。雨漏りの起きやすい継ぎ目まで、丁寧に仕上げました。

今回のリフォーム工事の費用内訳・詳細

明かり採り窓雨漏り修繕工事 160万円
足場設置・解体費 9万円
諸経費 22万円
消費税 19万円

CUSTOMER REVIEWS

お客様からの声

雨漏りが改善され、倉庫で働く社員も安心して仕事ができるようになりました。工事によって仕事をする環境が大きく変わることなく、これまでどおり業務を続けられていることを嬉しく思います。

また、明かり採りをそのまま残していただけたことも良かったです。以前よりも倉庫の中が明るくなり、自然光が入る気持ちのよい環境で仕事ができています。雨漏りの悩みが解消され、明るさも確保できたので、今回お願いして本当に良かったです。

川畑 光生
STAFF

担当したスタッフ

川畑 光生

今回は、倉庫の明かり採り8か所の既存カバーをすべて撤去し、新しい被せ屋根に取り替えました。開口部の下地を鉄骨で補強し、透明の屋根材「バンポーライト」で仕上げています。棟には特注の換気棟を取り付け、ルーフィングと板金で雨仕舞いを整えました。
雨漏りを解消するだけなら、明かり採りを板金でふさいでしまう方法もあります。ただ、それでは倉庫の中に明かりが入らなくなってしまいます。明かり採りのガラスをそのまま残し、雨を防ぎながら光を取り込むこと。そのために工夫したのは、施工のすべてだったと言ってもいいかもしれません。私たちにとっても初めての施工で、悩みながら進めた場面もありました。
この倉庫では、毎日たくさんの社員の方が働いていらっしゃいます。作業を1日2か所ずつに分け、夜には防水シートで養生してから帰るようにしたのも、工事中に雨漏りでご迷惑をおかけしないためです。約35年間大切に使われてきた倉庫ですから、これからも安心してお使いいただけるよう、見えなくなる下地まで丁寧に整えました。
この度は、弊社に大切な倉庫のメンテナンスをお任せいただき、ありがとうございました。今の明かり採りをしっかり活かしながら、雨漏りを解消できる工事でお役立ちできたことを、とても嬉しく思います。今後ともよろしくお願いいたします。